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Pythonは文法がシンプルですが、実装現場では「毎回使う構文」がある程度固定される
本記事では、入門解説ではなく、
に絞ってまとめる。
各項目の詳細は個別記事で解説しているため、ここでは要点と使いどころを簡潔に整理していく。
実装において最も頻繁に登場するのが条件分岐である。
値の存在確認や None 判定は、些細な書き方の違いがバグにつながることもある。
意図が明確に伝わる判定方法と、実務で避けるべき書き方を整理する。
Pythonのif in構文はリスト・文字列・辞書などに対して
を行う。
いわゆる存在チェックを実施できる
※not inの場合は逆
fruits = ["apple", "banana", "cherry"]if "banana" in fruits:print("バナナはリストにあります")
in はシーケンスや集合に対する包含判定で頻繁に使う。not in も同様に利用する。大量データに対して頻繁に判定する場合は、listではなく setを使うと計算量が改善します。
Pythonでは「null」はなく、同じ意味として「None」が使われる
推奨されている方法としては
がある。
value = Noneif value is None:print("値はNoneです")if value is not None:print("値はNoneではありません")
None 判定は == ではなく is を使うのが基本です。if not value: は 0 や空文字も False 扱いになるため、意図しないバグを引き起こす可能性が高いので推奨しない。データ処理の中心となるのが反復処理である。
for 文、内包表記、ジェネレータ式、高階関数など複数の選択肢が存在するため、用途に応じた使い分けが重要。
可読性と処理効率のバランスを意識した使い分けを整理する。
for item in items:...
インデックスが必要な場合は range(len()) より enumerate() を使う方が可読性が高い
リスト内包表記は反復可能オブジェクトから新しいリストを作ることができるリスト作成方法のこと。
users = [{"user_id": "1", "name": "Tujimura", "age": 11},{"user_id": "2", "name": "mori", "age": 20},{"user_id": "3", "name": "shimada", "age": 50},{"user_id": "4", "name": "kyogoku", "age": 70}]user_names = [user["name"] for user in users]print(user_names) # ['Tujimura', 'mori', 'shimada', 'kyogoku']
リスト内包表記を使うことで通常のループや関数を使ってリストを作成するよりも、
コードを短く、可読性を高めることができる。
実務メモ
処理が複雑になる場合は通常の for 文に戻した方が可読性は高くなります。
ジェネレータ式はpythonで効率的にデータを処理する方法の一つで
遅延評価を利用して要素を一つずつ生成する方法のこと。
# ディクショナリリストusers = [{"user_id": "1", "name": "Tujimura", "age": 11},{"user_id": "2", "name": "mori", "age": 20},]# ジェネレータ式でジェネレータオブジェクト生成user_names = (user["name"] for user in users)# nextで遅延評価して値を取り出すprint(next(user_names)) # Tujimuraprint(next(user_names)) # mori
大量データ処理ではリスト化せず、イテレータのまま扱う方が安全
Pythonの組み込み関数である高階関数としてmapとfilterを使うことができる。
iterator = filter(function, iterable)
Pythonでは内包表記の方が一般的に可読性が高いとされることが多い。
関数設計はコードの可読性と再利用性を左右する。
引数の種類や指定方法を理解しておくことで、呼び出し側の意図を明確にできる。
実務で迷いやすい引数の使い分けを中心に整理する。
Pythonでは引数が
3種類の引数を指定することが可能。
関数に対して、上記の「位置引数」か「キーワード引数 」の「位置引数・キーワード引数混在」どれで呼び出すかは 関数の呼び出し側で指定する。
可読性向上のため、引数が3つ以上ある場合はキーワード指定を検討する
※全部キーワードでもよいくらい
モジュールの読み込み方法やパッケージ構造の理解は、プロジェクト全体の見通しに直結する。
import の使い分けや名前空間の扱いを整理し、保守性の高い構成を意識するようにする
Pythonにおける関数やモジュールのimport方法
使い分けによって可読性や名前空間管理が変わる。
from module import * は原則避けるべき。
Pythonにおけるpackage と moduleの概念についての記事
Pythonのディレクトリ構造理解は実装効率に直結する。
大規模開発ではパッケージ設計が可読性・テスト容易性に直結します。
例外処理は単なる構文ではなく、設計判断の一部。
どの例外を捕捉するのか、どこで処理するのかによって、コードの安全性やデバッグ性が大きく変わる。
基本構文と実務上の注意点をあわせて整理する。
Pythonにおける例外処理方法について
def main():try:result = 10 / 0print("計算結果:", result)except ZeroDivisionError:print("0で割ることはできません。")if __name__ == "__main__":main()
except Exception: で握りつぶす設計は原則避け、例外を限定する方が安全。デコレーターは関数の振る舞いを拡張するための構文。
フレームワークや共通処理の抽象化で頻繁に利用される。
構造を理解せずに使うと可読性を損なうため、仕組みを整理する
Pythonのデコレーターは既存の関数やメソッドをラップすることで
その振る舞いを拡張、または変更することができる機能のこと。
デコレーターを使うことで元の関数のソースを変更せずに
機能を追加したり、共通の処理をまとめたりできる。
def my_decorator(func):def wrapper():print("前処理")func()print("後処理")return wrapper@my_decoratordef say_hello():print("こんにちは!")def main():say_hello()if __name__ == "__main__":main()# 実行結果# 前処理# こんにちは!# 後処理
副作用のあるデコレーターは可読性を下げるため、用途を明確にする必要がある。
本記事では、Python実装時に頻繁に使う基本構文を整理した
今後も追加予定です。